SEO検索以外のユーザー流入を増やしたい!そう考えていたりしませんか?
SEO検索以外の流入手段の一つとしてGoogle Discoverがあります。
Google Discoverを使えば検索順位に関係なく大量のアクセスを得られる可能性があり、アクセスユーザーの増加を狙うことが可能です。
そんなGoogle Discoverとは一体どういうサービスなのか、そしてGoogle Discoverに掲載されるために何をしなければならないのか解説していきます。
Google Discoverとは
Google Discoverとは、GoogleアプリやGoogle検索(モバイルのみ)の下部に表示されるコンテンツ群のことをいいます。
Google Discoverにはユーザーが興味を持ちそうなコンテンツが優先的に表示されるようになっているため、掲載されるとサイトへの流入が増加しやすい傾向にあります。
Google Discoverに対応させるメリット
当然ながらGoogle Discoverに対応させるメリットは存在します。
メリットがないとわざわざGoogle Discoverに対応する意味がありませんので、一度Google Discover対応で得られるメリットについて見ていきましょう。
SEO以外の流入を狙える
Google Discverは検索順位と全く関係ないため、Google 検索では圏外になる記事でもユーザーの目に留まる位置に表示されることがあります。
そのため、SNS流入やGoogle Discover流入などSEO以外のユーザーアクセスを想定した記事をあえて公開するという手法もあり、激化するSEO競争を避けつつユーザーアクセスを増やすといったワザが可能です。
現在のSEO市場は強調スニペットやリッチスニペットによって難易度が大幅に上昇しているので、少しでもユーザーアクセス増加の可能性を増やしたいという方にはGoogle Discoverがおすすめでしょう。
トレンド系サイトと相性の良い
Google Discoverは最新の情報を扱っている記事が掲載されやすくなっています。
そのため、「Appleが新型iPhoneを発表!」「今日発売のAndroid端末を即レビュー」のようなトレンド性の高い記事との相性がとても良いです。
最新ニュースの提供を心がけているサイトならGoogle Discoverに掲載される可能性は十分にあるので、うまくGoogle Discoverに掲載されればユーザーアクセスが大幅に増加するかもしれません。
実店舗のキャンペーン宣伝にも使える
Google Discoverはユーザーの現在地情報や検索傾向に合わせて掲載するコンテンツを調整してくれます。
そのため、ユーザーが住んでいる地域に関係するお店のキャンペーンに関する記事を公開した場合、それがGoogle Discoverに掲載されてユーザーの目に留まることが少なくありません。
全く関係ないユーザーではなく、見込み客ターゲットに記事を展開できるので、パフォーマンスがとても良くなっています。
店舗ブログなどの地域系メディアとの相性も良いので、インターネットで宣伝を行っている方がGoogle Discoverを利用しないというのは非常にもったいない行為と言えるでしょう。
Google Discoverに対応する方法
SEOに依存しない流入を期待できて登録料などもかからないため、是非とも利用したい機能でありますが、誰でも無条件で利用できるわけではありません。
Google Discoverに掲載されるための条件は以下の2つです。
- AMPに対応するか、Googleオプトインプログラムに参加する
- Google ニュースのコンテンツポリシーに則った記事を公開する
2つの条件を満たして初めてGoogle Discoverに掲載されるようになります。
あくまで掲載されるための最低条件であり、必ず表示されるというわけではないので注意しましょう。
AMPに対応させる
一番確実な方法はAMP対応することがです。
Google Discover掲載条件の一つに「画像をユーザーに表示する権利が Google にあることを保証してください」がありますが、これはAMP対応によって自動的に対応できます。
個別の申請も不要で掲載条件を満たし、ユーザーニーズに沿っていれば自動的に表示されるようになるのでAMP化さえできれば非常に楽な対応方法です。
ですが、肝心のAMP対応はかなり難しく、一つでもルール違反を起こすとAMPページとして認識されず、Google Discoverに掲載されることもありません。
Google Discoverに掲載させたい記事のみAMP対応するということもできますが、守らなければならないルールが多いAMPを素人が対応するのは困難なので、対応したいけどできないという場合は当サイトまでお問い合わせください。
AMP化について相談・実装を引き受けさせていただきます。
Googleオプトインプログラムに参加する
AMP対応が難しい、そもそもAMP対応してメリットのあるサイトではないという場合はGoogleのオプトインプログラムに申し込みましょう。
Googleオプトインプログラムにはこちらのフォームから申請することが可能です。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdEHmPmv-SAXVuYqW2CT0qALgNX-0_F3xmnrSxsLyFyvSeQUw/viewform
申請する際はメールアドレスというサイト運営者名だけですが、後日詳細の案内が送られてくるので、案内に従って申し込みを進めるようにしましょう。
Googleニュースのコンテンツポリシーを満たす
Google ニュースのコンテンツポリシーはパブリッシャーセンターヘルプで簡潔にまとめられています。
要約すると、
- オリジナルのコンテンツ
- サイト内・記事内に公開日や執筆者の署名・連絡先情報などの記載がある
- 広告・スポンサーコンテンツがメインコンテンツではない
- 個人情報を公開していない
- 著作権侵害をしていない
- 露骨な青少年を含むコンテンツを作成していない
- 暴力行為描写のあるコンテンツを掲載していない
- 医学的アドバイス(痩せるための方法など)をしていない
- 危険行為・違法行為を扱っていない
- 嫌がらせやネットいじめをしていない
- スパムではない
どれも基本的なことではありますが、医学的アドバイスなど一部当てはまる方がいるかもしれません。
これらのいずれかに当てはまる記事・ページはGoogleニュースのコンテンツポリシーを満たしていないこととなり、Google Discoverに掲載されませんので注意しましょう。
1記事でも違反したらすべての記事がGoogle Discoverに掲載されなくなるわけではない
Google Discoverへの掲載は記事単位で行われます。
そのためAサイトにGoogleニュースのコンテンツポリシーを満たしていないb記事とGoogleニュースのコンテンツポリシーを遵守しているc記事があった場合、c記事はGoogle Discoverに正しく掲載されます。
ですので、コンテンツポリシーに違反するとわかっている記事はGoogle Discoverに掲載されないということを割り切って作成して公開すると良いでしょう。
ただし、青年向けコンテンツなどによってサイトそのものがアダルトサイトとして認識された場合はまた別の理由でGoogle Discoverに掲載されなくなるので気をつけてください。
ベターなやり方はAMP対応
一番ベターなやり方はAMP対応でしょう。
AMPに対応するとGoogleが優先的にインデックスしにくるようになるため、Google検索結果への掲載までの期間も早まります。
また、AMP対応したページはGoogleによって最適化された状態でキャッシュされるためページの表示速度も上がりSEO的にもプラス評価を得ることが可能です。
それに加えてGoogle Discoverへの掲載チャンスも得られるので一石三鳥ともいえるでしょう。
ただし先ほども言ったように、ちゃんとAMP対応するのはなかなか難しい上、サイトの構築で使っているプログラムによっては別の方法に置き換えないといけない場面が出てくることがあります。
ですので、Google DsicoverやSEO対策のためにAMP対応したいのであれば一度当サイトまでお問い合わせくださいませ。