自社にホームページを作成できるエンジニアがおらず、外部に外注することも多いでしょう。

その際に外注時にどのように発注するのか話し合うと思いますが、リース契約する場合は注意してください。

ウェブサイトを制作するだけよりも初期費用が安くなる事が多いですが、リース契約だからこそ気をつけなければならないポイントがあります。

そこで、リース契約時に押さえておかなければならないポイントについて詳しく見ていきましょう。

リース契約時に抑えておくべきポイント

リース契約でホームページの製作依頼を出してもいいのですが、その際知っておかなければならないポイントを知らずにいると、後々トラブルになってしまうことがあります。

ですので、リース契約時の見るべきポイントや注意点について詳しく見ていきましょう。

初期費用以外を見る

リース契約の場合、毎月・毎年維持費が発生します。

そのため初期費用が安く設定されていることが多く、維持費が思ったより高かったということが少なくありません。

そのため、リース契約によるホームページ制作を依頼する際は、初期費用だけでなくメンテナンス費用などの毎月の固定費を必ずチェックするようにしましょう。

むしろ毎月の固定費の方がリース契約ではかかるので、初期費用はあくまで飾りと思っておくといいでしょう

途中解約できない

ホームページ制作に限った話ではありませんが、リース契約の場合は途中解約することができません。

契約時に何年契約化を定め、その期間完了後に契約を続行するかどうか決める仕組みになっています。

そのため、1年で解約したいけどリース契約が3年だった場合は、3年経つまで解約することができません。

解約できるということは契約の際に定めていたとしても、中途解約違約金などが発生してしまうでしょう。

ホームページ運用し続ける間は解約できない

リース契約の場合、ホームページの所有権はリース契約を行った業者側にあります。

そのためホームページ制作のリースを解約して自社サーバーで運用するといったことはできず、ホームページの運営を続ける限りリース契約も続けなければならないという仕組みになっています。

この影響で思うようにホームページ運営コストを減らすことができず、固定費が積み重なって大変なことになってしまう可能性もあるでしょう。

ですので、リース契約する場合は何年~10数年も同じ業者にホームページの制作運営をやってもらう場合に限り、リース契約を結ぶのがおすすめです。

または、条件付きであっても解約でホームページを所有権を移してくれる(ホームページデータを渡してくれる)リース業者を探してみるといいでしょう。

詳しく探せば有料オプションでホームページデータの引き渡しを行ってくれる行さが存在する可能性があります。

ちなみに当サイトでもホームページ制作依頼を承っていますが、リース契約ではなくホームページ制作のみお受けすることができるので、ホームページ制作のみ依頼したい方は是非ご相談くださいませ。

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ホームページ制作をしてくれない業者もいる

これはなかなか悪質なケースでほぼ確実にトラブルに発展するものです。

リース契約というのは基本的にコピー機やパソコンなどの有形の物を対象に行うものです。ですが、ホームページの場合はデジタルデータであり有形のモノを持ちません。

このリースの仕組みを悪用して、ホームページの制作を行わない業者が存在しています。

実際にリース契約を結んでみたら、実際に提供されたのは完成されたホームページではなくホームページ制作ソフトとホームページを公開するためのサーバー領域だけだったりします。

ひどいものだとホームページ制作ソフトしか提供されません。

これは当時ホームページリース商法と呼ばれる詐欺まがいの行為です。

顧客を騙して契約させて、解約される前提で「リース契約ですがいつでも解約できます」と商談を進め、最終的には「途中解約の場合は違約金が必要です」といって違約金を詐取する被害が多くありました。

ですので、ネットで調べても全く名前がヒットしないリース契約でホームページ制作を行う業者は避けるべきかもしれません。

ホームページデザインがかなり古い

リース契約を行っているホームページ制作業者は、ホームページ制作業務をルーティン化していることが多く、その関係でデザインが古いものになっていることが少なくありません。

顧客に合わせてオリジナルホームページを作るホームページ制作業者から打ち合わせをしながらオリジナルデザインのホームページを作っていきますが、リース契約業者はそうと限らないので注意してください。。

業者の倒産でホームページ消滅

リース契約を行って作成してもらったホームページは、ホームページ制作業者が用意するサーバーでインターネット上に公開されます。

ですが、そのホームページ制作業者が倒産したらどうなるでしょうか?

答えは簡単です。ホームページごと消滅します。

この記事の少し前でも触れましたが、リース契約を行ったホームページを制作していただいた場合、ホームページの所有権はホームページ制作業者にあることがほとんどです。

そのため業者が倒産するとなっても、ホームページが引き渡されることなくホームページが閉鎖されることが少なくありません。

勝手にホームページが閉鎖されたということで裁判を起こしたくなる気持ちもあるかもしれませんが、相手は倒産企業ですので満足いく賠償金を請求できる見込みもないでしょう。

他の業者に保守を依頼できない

ホームページ制作を依頼して自社サイドで用意したサーバーで運用する場合は他の業者にカスタマイズ依頼などを行えます。

ですがリース契約でホームページを制作して頂いた場合、基本的にはできません。

リース契約の場合はホームページの所有権がホームページ制作業者にあるので、外部の人間がホームページのコア部分に触れることができずカスタマイズや保守をリース契約を行った業者以外に依頼することができないのです。

そのためコンテンツの追加やその他カスタマイズが発生する際は必ずリース契約を行った業者相手にする必要があり、他の業者と比較して交渉する余地がありません。

ホームページ制作後、自社管理したいなら制作のみ依頼しよう

リース契約の場合、ホームページ制作からホームページの運用まで全てやってくれることが多いですが、その反面他の業者に依頼しづらくなるなどの制限も多くあります。

そのため、将来的なことを考えるとリース契約でホームページ制作を依頼するのではなく、ホームページの制作のみを行ってもらってホームページデータを納品してもらい、それを自社サイドで用意したサーバーで運用すると良いでしょう。

自社にWebエンジニアがいない場合は以下のような方法も有効です。

  • ホームページ制作依頼を出して納品してもらう
  • 納品してもらったホームページを、自社が指定したサーバーにアップロード・公開してもらう業務を別で依頼する

これならホームページデータの所有権を保持したまま全て業者に丸投げすることができます。

サイト制作ならWordPressのお医者さんへ!

これからホームページ制作を依頼しててもらおうか悩んでいる方は、ぜひ当サイト「WordPress のお医者さん」も検討してください。

「WordPress のお医者さん」はリース契約をしておらず、継続的にお金を頂くことはありません(継続的に保守を依頼して頂く場合は別です)。

ですので、ホームページ制作のみを依頼し、その後は自社サーバーで運用するといったことができますので、ご安心ください。

WordPressを使ったハイクオリティなホームページ構築もできますので、気になる方は一度メールにてお問い合わせください。

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