自社ホームページを持つ際、初期費用や運営コストなどの必要経費の計算をするでしょう。

そのときに「ホームページを公開するためのサーバーをどうするか」という問題に直面することがあります。

  • サーバーを購入して社内サーバールームで管理する
  • VPS・レンタルサーバーサービスを利用する
  • クラウドサーバーを利用する

今どきの選択肢といえばこの3つでしょう。

今回は自社ホームページ制作に当たり、必要となるサーバーの選び方について紹介します。

特に理由がなければレンタルサーバーが最適解

  • 初めから安全にサイトを運営するために必要な機能が備わっているレンタルサーバー
  • 自由度が非常に高い代わりに、あらゆる設定・アプリケーションインストールなどをしなければならないVPS・クラウド
  • 物理サーバーのメンテナンスも自社で行える代わりに維持コストが極めて高い自社サーバー

とりあえずハイクオリティな公式ホームページを持ちたいと言うのであればレンタルサーバーが無難です。

自社サーバーだと電気代やサーバー機材のメンテナンスも必要な上、セキュリティ対策を怠ると社内サーバーに不正アクセスされてしまいます。もちろん、外部からのアクセスに耐えられるようネットワークも強化しなければなりませんし、物理故障に備えたバックアップ体制も必要です。

VPS・クラウドサーバーも良いかもしれませんが、自社インフラを設計できるようなエンジニアがいなければ利用するメリットはないでしょう。

 

レンタルサーバー一例(Conoha WING)
月額費用 1,200円~
電気代 0円
ネットワーク
月間100万PV以上に耐えうる程度
サーバー故障対策 RAID10
サイト数 無制限
ドメイン数 無制限
ドメイン管理 一元管理可能
ウイルスチェック 対応(無料)
迷惑メールフィルター 対応(無料)
サーバー管理
PC・スマホどちらからでも可能
自動バックアップ 対応(無料)
リストア 対応(無料)
独自SSL 無料

こちらはConoHa WINGという国内レンタルサーバーですが、月間コスト1500円で使い放題でセキュリティ対策やバックアップ対策も完備されています。

ですので、わざわざ0から自社で準備せずともこれらレンタルサーバーを使うことで初期費用削減・維持管理コスト大幅削減に繋がるのです。

※ConoHa WINGを含むレンタルサーバーへの自社サイト構築は当サイトが請け負っております。
>>問い合わせページ

 

また、レンタルサーバーの場合はサイト運営用の機能がはじめから用意されているため、サイト制作依頼や継続保守依頼で追加料金を求められることが少なくなります。

VPSやクラウドサーバーだと、自由度が高い代わりにセキュリティ対策など全てサイト運営側がしなければならないため、外注すると追加費用を請求されることが少なくありません。

サイト制作において、どこかのフロー・もしくは全ての精査作フローを外注する場合はレンタルサーバーを活用するといいでしょう。

>>当サイトにてホームページ制作の見積もりをする

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VPSはどうなのか?

VPS(Virtual Private Server)とは、サーバーの機能を貸し出すタイプで、サーバーの管理は利用者が行うサービスです。

レンタルサーバーは、サーバーの管理をすべてサービス提供業者が行うため、サーバーメンテナンスが必要なく、サーバー保守用のエンジニアを用意する必要がありません。

ですが、そのぶんサーバーのコアな部分に機能制限がかけられており(サードパーティ製パッケージをインストール出来ないなど)、自社でサーバーを全て管理したい会社には向いていません。

自社でサーバーを管理できないならレンタルサーバーよりVPSのほうがいいのでは?と思うかもしれませんが、今回は自社ホームページに向いているサーバー選びです。

わざわざセキュリティリスクのあるVPSを選ぶメリットはほとんどありません。

どうしてもVPSに自社サイトを構築したい場合は「お問い合わせページ」にてご相談ください。

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この時代に自社サーバーを用意するメリットはない

自社サーバーのメリットが活きるのは以下のケースです。

  • 月間数億PVもあり、どうしてもサーバー専用の広大な敷地を用意して自社インフラを用意しないといけないとき

この条件に当てはまる企業は国内にはまずないでしょう。国内でも40億PVを有に超える楽天の公式サイトですら全てを自社サーバー運営しておらず、大部分をAkamaiというサービスを利用して運営しています。

ですので、一般的な1日100万PVにも満たないホームページのために自社サーバーを用意するメリットがないのです。

アクセスが増えてきたらクラウドへの移行がおすすめ

月間300万PV未満の場合はレンタルサーバーで運営し、アクセスが増えてきてホームページへのアクセスが遅くなる、サーバー業者から負荷削減に関する警告が届いた場合はAWS(Amazon WEB Services)やGCP(Google Cloud Platform)などのクラウドプラットフォームへの乗り換えがおすすめです。

月間2000万PVを超えるmybestや1億PV超えのITmediaなど、超有名サイトの多くはクラウドプラットフォームで運営されています。

クラウドプラットフォームならかんたんにサーバーの増強が行えるほか、わざわざサーバールームを用意する必要もありません。

大規模サイト運営においてかなりコストパフォーマンスに優れていますが、適切にクラウドを活用するにはそれなりの知識を持ったインフラエンジニアが必要なため、自社で対応する場合はしっかりエンジニアを確保することが大切です。

自社サイトの構築は専門業者に外注するのが賢いやり方

社内にWebサイト開発周りに詳しい人がいない場合、試行錯誤して自社でなんとかするよりも外部の専門業者に依頼したほうが確実です。

もし、Webサイト開発に詳しくない人がやると以下のリスクが生まれます。

  • Web サイトハッキングリスク
  • SEO対策されていないために検索順位が上がらない
  • メンテナンスが困難
  • バグが生まれやすい

これらは自社サーバー・レンタルサーバー・クラウド関係なく発生する問題であるため、少しでも上記のリスクがあるなら外部委託するようにしましょう。

特にハッキングリスクがあると社内の情報資産が盗まれる可能性があるので、絶対に避けるようにしてください。

自社ホームページの制作は「Wordpressのお医者さん」へ

WordPressとはインターネットや開発に強くない人でも簡単に扱えるCMS(コンテンツ管理システム)です。

WordPressは全世界で圧倒的なシェアを誇っており、全世界のサイトのうち約30%がWordpressによって制作されています。(当サイトもWordpressを使って運営しています)

もちろん当サイトの名前「Wordpressのお医者さん」にもある通り、Wordpressを使ったホームページの制作を専門としております。

もちろん会社ブログを構築することも出来るので、宣伝用のブログを制作することも可能でございます。

  • セキュリティ対策を万全にしたい
  • デザインをおしゃれにしたい
  • レイアウトをカスタマイズしたい
  • UI・UXを最適化したい
  • SEO対策をしたい

上記のことを含む、ホームページ制作などのWeb開発を請け負っていますので、見積もり相談などお問い合わせページからお気兼ねなくお問い合わせください。